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「いわて暮らしビジュアルブック」第10回レポート ついに完成しました!

2023.03.01

第10回レポート

昨年の夏から、県内33市町村の協力のもとに制作を進めてきた「いわて暮らしビジュアルブック」が、ついに完成!ようやくお披露目できる形になりました。その都度、進行状況をお伝えしてきたレポートも今回が最終回。総まとめということで、これまでのミーティングの様子や取材の様子などを振り返ります。

地域の暮らしの魅力を掘り起こす

今回のプロジェクトを進めるにあたり、テーマとして掲げたのが「いわて暮らしの価値」を伝えること。“ふだんが、とくべつ”というコンセプトを掲げ、地域の暮らしを一番よく知っている県内33市町村の移住コーディネーターたちとミーティングを重ねながら、ビジュアルブックの制作を進めていきました。

このミーティングは、制作に携わる3名の専門家が進行を担い、2回の「全県ミーティング」と4回の「エリアミーティング(4広域振興局圏)」の計6回にわたって開催しました。
キックオフという位置づけとなった「全県ミーティング」に始まり、その後の「エリアミーティング」では、参加した移住コーディネーターに、自分たちが住む地域の「ふだんの暮らしの魅力」や「エリアの魅力」を深掘りしてもらいました。
その際に活用したのが、「地域カルタ」です。参加者が各市町村の「暮らしの魅力」を紹介する「カルタの読み札」を持ち寄り、ミーティングの場で読み札に合わせた「絵札」を作ってもらいました。日常の些細なことからエリア全体に関わることまで、様々な視点から地域の魅力があげられ、ビジュアルブックのエリアページで市町村の魅力を伝えるエピソードとして反映されました。

地域カルタで暮らしの魅力を共有しあった後は、カルタから拾ったキーワードを見ながら、エリア全体の魅力をディスカッション。エリアに共通する魅力をみんなで考えたほか、エリア全体で取り組みたいことについても意見を交換。他の地域や岩手に対する認識を深める場となり、市町村の担当者同士が交流し合い、エリア内の連携を深める機会にもなりました。

12人の移住者のいわて暮らしへの想い

「いわて暮らしビジュアルブック」には、県央・県南・沿岸・県北の4エリアから3人ずつ、全部で12人のIターン移住者が登場します。海あり、山ありと、暮らす地域も様々なら、移住者たちもみな個性的な人ばかり。ライター、デザイナー、カメラマンが県内各地を飛び回り、12人の移住者のもとを訪ねて、それぞれの人生や暮らしへの想いを取材し、素敵な表情や暮らしの背景を写真におさめました。
Iターン移住者の視点を通して語られる岩手は、これから移住を考えている人にとっても、岩手に住んでいる人にとっても、気づきや発見がいろいろあるはずです。完成した「いわて暮らしビジュアルブック」で、じっくりご覧になってみてくださいね。

33市町村の移住コーディネーターや12人の移住者の協力のもとで進められてきた、「いわて暮らしビジュアルブック」制作プロジェクト。本の完成をもって終了となりますが、最後のまとめとして、制作に携わってきた専門家の声を「編集後記」としてお届けします。

【編集後記】
デザイナー:川島佳輔

広く、雄大な岩手。まるで旅のような制作を終え、どこか寂しさがあります。岩手で暮らす方々を訪ね歩き、各地で自分らしく生きる姿に感動と憧れを抱きました。「&iwate」を通じて、いわて暮らしの新しい輪郭を見せることができたら嬉しく思います。本誌の制作にあたり、多くの方々にご協力いただき深く御礼申し上げます。

デザイナー:川島佳輔
ライター:手塚さや香

移住してからの月日の流れとともに、当たり前になっていた岩手での日々の暮らし。その当たり前こそが尊く、特別な宝物なのだということを思い出させてくれたのが、「&iwate」の制作を通して出会った人たちでした。「&iwate」を手に取ってくれた人が、岩手でその人だけの宝物を見つけられますように。

ライター:手塚さや香
ライター:佐藤利智子

灯台下暗し、本の制作を通して実感しました。移住者の方々や各地域の担当者の方々が語られる岩手の魅力に、ハッとさせられることが何度あったことか!その都度、見つめ直し、拾い直し、改めて岩手に出会い直すことができました。この本を通じて、多くの方が自分にとっての「&iwate」を見つけてくれたら幸いです。

ライター:佐藤利智子
カメラマン:飯坂 大

岩手に住みはじめて、もうすぐ2年になります。娘が生まれ、地域とのつながりや人の優しさ、自然の美しさ、季節が巡るたびに日常の中にある魅力を体感しています。今回の撮影では、それぞれの土地で意志を持って今を生きる移住者の方々と出会い、僕にとっても希望となる機会となりました。この物語が、どなたかの未来への橋渡しとなれば幸いです。

カメラマン:飯坂 大
イラスト:森 優

「わかるわかる!」と共感するものから初めての発見まで、私自身も感じることがたくさんあり、楽しく製作させていただきました。この本を通して、岩手に住んでいる方にも県外に住んでいる方にも、浮遊するカルタのイラストのように岩手のふだんの魅力が届いていけば嬉しいです。

イラスト:森 優
完成までのプロセスをレポート記事で配信中

完成した「いわて暮らしビジュアルブック &iwate」は特設ページで公開中

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