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「いわて暮らしビジュアルブック」第6回レポート ただいま絶賛取材中!

2022.11.22

いわて暮らしビジュアルブック、ただいま絶賛取材中!

県内4エリアのミーティングを終え、いよいよ「いわて暮らしビジュアルブック」の取材がスタートしました。この冊子には、4エリアから3人ずつ、全部で12人のIターン移住者が登場する予定です。出身地も仕事も暮らしぶりもさまざまな12人のもとへ、いざ取材陣が突撃します。

移住者さんを訪ねて、二戸市浄法寺町へ!

今回取材で訪れたのは、天台寺や浄法寺塗で有名な二戸市浄法寺町。特に浄法寺塗は、平安時代に天台寺の僧侶たちが自ら作った器が起源とされ、以来、それらの器や塗りの技術は庶民に広がり、浄法寺塗として現在まで大切に受け継がれています。

二戸市浄法寺町

今回取材する移住者さんのお仕事は、この浄法寺塗の塗師(ぬし)。まだ残暑が厳しい9月に、カメラマンとライター、そしてデザイナーの3名で浄法寺塗の工房を訪ねました。

撮影を担当するのは、写真家の飯坂大さん。雑誌や広告を中心に、世界的に活躍されている飯坂さんは、自身も東京から八幡平市に移住したIターン者。さまざまな国々を見てきた経験から、飯坂さんのフィルターを通して岩手の暮らしや地域の魅力を切り取ってくれます。
最初にお邪魔したのは、浄法寺塗の制作と販売を手がける「滴生舎」。ショップスペースには、お椀やお皿、箸など、漆塗りを施した製品がたくさん並んでいます。

このスペースの一角をお借りして、早速インタビューを開始。
移住のきっかけや仕事のこと、暮らしのことなど、根掘り葉掘り聞いているうちに、あっという間に1時間半が経過…。移住者さんの優しい語り口に、ついつい聞き入ってしまった取材陣でしたが、インタビューの後は工房にお邪魔して仕事風景の撮影です。
塗りを行う工房では、スタッフの皆さんが仕事中。神経を使う作業ですから、埃を立てたり、音を立てるのも厳禁。カメラマンとデザイナーのみが入って、静かに撮影を行いました。

インタビューの様子

仕事風景を撮影した後は、移住者さんの違う表情を撮影しに外へ。
一行が向かったのは、漆の木がずらりと立ち並ぶ「漆の森」。漆は、国宝や重要文化財などの修復に使われる大切な資源。日本一の漆の生産地である二戸市では、資源を大切に守っていくため漆の木を植林し、育てる取り組みを行っているそう。塗師である移住者さんにゆかりの深い場所で、仕事の時とは違う素敵な表情をカメラに収めました。
移住者さんが暮らす場所で、同じ空気を感じながら見えてくる風景は、実際に足を運んで見なければわからないことばかり。取材を通して感じたことを大切に、「いわて暮らしビジュアルブック」を作っていきたいと思います。

次回も引き続き、取材の様子をレポートしていきます。どんな場所でどんな風に取材や撮影が進んでいくのか、いろいろご紹介していきますのでお楽しみに!

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