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移住コーディネーター

and iwate

自然のそばで暮らすと心が豊かになる。
ちょっと不便なところも、楽しいです。

雫石町へ
Iターン

藤田香理

看護師

藤田香理さん

(栃木県出身/2018年に移住)

震災ボランティアとして2012年年頃から岩手に通い始め、移住体験ツアーに参加。2017年の冬、スキー場でアルバイトを経験したのち、2018年に本格移住。(2018年度取材)

ボランティアがきっかけで
岩手のことが大好きになった

栃木県の那須で生まれ育ち、自然が大好き。東京で看護師として働いていたときから、田舎暮らしへの憧れがあったという藤田さん。岩手への移住を意識したのは、東日本大震災のボランティア活動がきっかけでした。
「ボランティアバスツアーを利用して、2ヶ月に1度のペースで大槌町と陸前高田を訪れていました。回を重ねるうちに地元の人たちと仲よくなり、笑顔を見たくて何度も通って。そのたびに人の優しさ、自然の豊かさにも触れ、岩手のことがどんどん好きになっていったんです」
ツアーが終了してからも岩手に通い、沿岸部だけでなく内陸にも足を運ぶようになった藤田さんは、雫石町の「岩手山のある風景」に惚れ込み「ここで暮らしてみたい」と思い始めます。SNSや、東京のふるさと回帰支援センター内にある「いわて暮らしサポートセンター」から情報を得て移住体験ツアーにも参加し、知り合った地域おこし協力隊や行政担当者とやりとりをするうちに、移住への憧れは決意に。「まずは行ってみよう」と、2017年の年末から春にかけて「網張温泉スキー場」でアルバイトを経験。2018年4月、雫石町に完全移住しました。

藤田香理

相談できる人がいたから
移住の不安はなかった

現在、町内の福祉施設で看護師として働く藤田さん。「看護師以外の仕事にも興味があり、せっかくなら自然に関わる仕事を、と探してみたんですが、そういう求人はなかなかなくて」と話します。「でも、岩手で知り合った人たちが『何かあったら相談して』と言ってくれていたので、移住自体に不安はなかったです。網張温泉で一緒に働き仲良くなった農家のお母さんたちも『(移住しても)食べ物の心配はいらないよ』と言ってくれて、うれしくて心強かった。実際、お米や野菜をよくもらうので、買う必要がないくらい。本当にありがたいです」
アルバイト時代を加えると、丸1年になる雫石暮らし。「自然のそばで暮らし、心が豊かになるのを感じています。冬の寒さも、買い物などがちょっと不便なところも楽しい」と笑う藤田さん。春から秋は、岩手山や秋田駒ヶ岳など近くの山に登ったり、冬はスノーシューを楽しんだりと、大好きなアウトドアも満喫。登山を通じて、多くの「山友達」もできたそう。
「今後は山岳ボランティアなど、雫石の自然に関わる活動をしてみたい。いつか、山の仕事ができたらいいな」と話してくれました。

藤田香理

Q&A

仕事や住まい探しはどうやって?

仕事は行政の担当者に相談したり、ネットで探したり。住まいは地元の不動産に出向き、内覧して決めました。網張温泉のアルバイトは電話で直接問い合わせ、採用してもらいました。

「移住」を決めるのに大事なこと

まずはその土地を知ること。私は雫石を訪れるたびに「住みたい」気持ちが強くなりました。また、通ううちに現地の知り合いが増えたことも、移住を後押ししたと思います。

現地の知り合いをつくるには?

県や市町村が主催する「移住体験ツアー」がおすすめ。プログラムに「地元の人との交流」を設けていることが多いですし、また行政の移住担当者ともつながるので、いろんな話を聞けます。

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