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移住コーディネーター

and iwate

東京レベルの仕事ができ、
暮らしも充実

奥州市へ
Uターン

IT

小野寺康友さん

(奥州市出身)

出身は岩手県奥州市です。学生時代からIT関係の仕事を志望していたんですが、岩手県ではなかなか職場が限られていました。東京であれば仕事もあるだろうし、一度行ってみたかった。それが東京に出た一番の理由です。5年ほど東京で働いていたのですが、生活は楽しかったし、仕事も充実していました。ただ、以前から三十歳前には戻りたいという気持ちがありましたし、結婚を控えていたこともあって、戻ることを決意しました。妻は同じく岩手県出身で、子育てをするのも、やはり岩手がいいなと思っていました。どの仕事でも社歴を重ねることで、仕事の責任も大きくなってきます。それによって会社も辞めにくくなる。僕は二十代半ばでのUターンになりましたが、それがベストのタイミングだったと思います。

岩手に戻るにあたって、やはり仕事を探さなければならない。いろいろ探している中で、自分の地元である奥州市にぴったりのIT企業がありました。それが今働いている株式会社アイディーエスです。うちの会社には東京営業所がありまして、仕事としては東京から受注して岩手の本社で制作するという形になります。新型コロナウイルスが流行する前には東京出張もけっこうありました。東京の知り合いとの縁を切らすこともなく、かつ最先端の仕事をさせてもらっている。自分が培ってきたスキルを活かすことができますし、それを地元の快適な生活環境の中で作業ができるというのは大きな魅力でしたね。東京時代は毎日満員電車で片道2時間の通勤。それに比べると今は自動車で15分くらいです。渋滞も満員もなく、自分の好きなタイミングで移動できる。岩手は自然災害が少ないですし、ストレスを感じることなく伸び伸び暮らしています。
可処分所得という部分では、東京時代よりも多いと思います。東京に比べて出ていくお金が少なくなるので、比較的余裕のある生活が出来ています。自分のことで言えば、「幸せ度」という点では岩手のほうが高いです。人それぞれに価値観が違うと思います。もちろん一番刺激的な場所に身を置いて、そこで仕事をするのもいいと思う。自分の場合は、将来を考えた場合、岩手に暮らすことがベストという判断をしました。インターネットの普及で、僕の仕事では「距離の壁」はほとんど感じなくなりました。東京の仕事を、岩手でやる。それが自分にフィットする生き方だったということ。自分の価値観と照らし合わせて、暮らす場所、働く場所を選んでいけばいいのではと考えています。

(2022年度取材)

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